【年表】因縁の始まり【400万年前~1228年】

エッグとナイツ家の因縁の始まりをまとめました。

エッグの誕生から、ウィルの実父母の死去の謎に触れ、ニーナの秘術体得までをまとめています。

400万年前 因縁の種

先住文明はその高度な分析能力により、種の絶滅が避けられないことがわかったため、先住種族の知識や意志をクヴェルに残し、後に生まれるであろう文明の中に復活することが計画された。

その卵型のクヴェルが南大陸の施設の中に封印され、ほどなくして先住種族は絶滅する。

400万年前 人類誕生

南大陸西部で人類が誕生した。

現在は大砂漠が広がる不毛の土地だが、当時はステップ気候下で豊かなサバンナが広がっていた。

12万年前 現生人類誕生

現人類の直接的な祖先である現生人類が誕生した。

現生人類は現人類とほぼ変わらぬ骨格、頭蓋骨を持ち、旧原人とは比較にならないほどの適応能力を持っていた。

前5500年 クヴェルの発見

ヴァイスラントで燃料を必要とせず半永久的に発熱を続ける不思議な物体が発見され、その利用法が確立された。

このクヴェルの発見が極寒の地での生活を安定させたものの、人口の急増が食糧不足をもたらし、食料やクヴェルをめぐる争いが頻発するようになる。増えた人々は、やがて新たな土地を求め北へと移動していくようになる。

前2000年頃 ヴァイスラントで術発見

クヴェル発見から3000年の時を経て、クヴェルは突発的に力を発揮する物体から、術を発する神秘的な器具として認識されるようになっていった。

多くのクヴェルが中原に流失したことで、術の存在が広く知られるようになった。

1188年 アレクセイ・ゼルゲン誕生

ゼルゲン家の長男として生まれる。

1190年 ニーナ・ナイツ誕生

ナイツ家の長女、ヘンリー・ナイツの妹として生まれる。

1203年 アレクセイ、ディガーデビュー

ディガーとしてデビュー。以降はディガーとも盗賊ともつかぬような仕事を続ける。

1205年 ニーナ、初仕事成功

ディガーとして初仕事を成功させる。

1220年 ウィリアム・ナイツ誕生

父ヘンリー・ナイツと母キャサリンの一男としてウィルが生まれる。

1222年 ニーナ結婚

ヴィジランツだったポール・コクランと結婚。ニーナ、ディガーを引退。

1223年 ヘンリー、伝説のメガリス探索行

ディガーのヘンリー・ナイツは伝説の砂漠のメガリスを探しに旅立つ。ヘンリーを良く思っていなかったアレクセイは、同行する者がいないヘンリーの足元をみて、破格の報酬を吹っ掛け同行。

1224年 エッグを発見

ヘンリーとゼルゲン三兄弟の一行は、南大陸の砂漠を一月以上さまよい、ついに砂漠のメガリスを発見。いったん撤退するも、ゼルゲン三兄弟だけで再度メガリスへ突入。そこで発見された卵型クヴェル「エッグ」に触れた三男のピーターがアニマを暴走させて死亡。術の素養に乏しかった次男のニコラが左手を失いながらもエッグを所持することに成功。

1224年 フォーゲラング無差別殺傷事件

長男のアレクセイを伴ったニコラがフォーゲラングに戻ると、ニコラは暴走して近づく人間を殺傷し始めた。駆け付けたヘンリー・ナイツが金属の棒を使ってニコラの手からエッグを叩き落すと、ニコラは全アニマを開放して果てる。

ヘンリーは、エッグを手にすると突如街を去ってしまう。アレクセイはグリューゲルで捕捉され囚われの身となるが、ほどなくして脱走。

1227年 ヘンリー夫妻死亡

エッグに憑依され、完全に正気を失ってしまったヘンリーを救うため、妻キャサリンは、ヘンリーを追ってきたアレクセイ・ゼルゲンにエッグの奪取を依頼。

キャサリンが急所を外してヘンリーを刺し、アレクセイがその隙にエッグを奪うという計画は成功するも、エッグを手にしたアレクセイが豹変し、ヘンリー夫妻を殺害。

ヘンリー変貌の知らせを受けて駆け付けたヘンリーの妹ニーナは、ヘンリー夫妻が殺害されたであろうところに出くわしてしまう。圧倒的な実力差を感じたニーナは、ヘンリーの子ウィリアムを連れて逃走。

1228年 アレクセイ一味がニーナを撃退

敵討ちのため、ニーナがディガー仲間とともにアレクセイ一味に潜入。しかし、正体がばれてしまい、撃退される。仲間のディガーは死亡するが、ニーナに対する恋慕の想いがあったアレクセイはニーナを見逃す。

1236年 ニーナが秘術体得

ニーナが、ポールとともに長年研究していた究極の術を体得する。